[中古車オトク情報]リセールバリュー?アルファード/ヴェルファイア中古車の上手な買い方とは!

誰しも商品を購入する際は安く買いたい。反対に商品を手放し、売却する際は高く売りたいものです。今回はその商品=「所有していた車」を売却する際のお話をしたいと思います。

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■そもそもリセールバリューって

 車やマンションなど、新車・新築を買うにしても中古を買うにしても、リセールバリューについて誰しも気になるところです。

 まず、「リセール」という言葉ですが、もともとは転売・再販という意味ですが、今回お話しする内容では、自分が買った車がいくらで売れるか?という意です。
業者によってはその売った価格を「残存価値」という表現をつかう人もいます。

 

<20系アルファード 2008年~2015年>


具体的には

新車ディーラーでアルファードを450万円で購入

3年間保有 走行距離4万キロ利用

3年落ちのアルファードを210万円で売却


 上記の210万円がリセールバリュー(再販価値)であり、この価格が高いほど「リセールバリューが良い」と表現します。また210万円を残存価値という人もいます。

新車購入価格450万円-売却価格210万円=240万円が値落ち幅というので、場合によっては値落ち幅が大きい車や小さい車という人もいます。

 その時のリセールバリューですが、基本的にはその車の人気度とそのタイミングでの流通量によって変動します。もちろん、人気映画に登場したとか、有名人の愛車として口コミでバズり、中古車市場で相場価格が上がった、という場合もあります。
なお逆も然りです。大きな犯罪に利用され。日々ニュース映像としてTV放送されたため価格が下がったという車もあります。1988-1989年の宮崎勤事件で何度もTV放映された日産「ラングレー」は最終的に生産中止にもなりました。
 結局は経済の大原則である需要と供給のバランス具合によって中古車相場価格が変動していきます。

 

 

■リセールバリューの高い車3選とは ~アルファードの人気ランキングは?~

 では具体的にリセールバリューの高い車を紹介していきましょう。
リセールバリューは人気度に比例すると前述しましたが、やはり中古車情報サイトのPV(閲覧数:ページビュー)ランキングに大きく関係します。
要は人気のある中古車は情報サイトのPVの数が多いということです。

大手中古車紹介サイトのグーネットの中古車人気ランキングは下記のようになります。

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<中古車人気ランキング>

1位 アルファード(Alphard)
2位 クラウン(Crown)
3位 プリウス(Prius)
 ※グーネット 2020年5月マンスリーランキング

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ベスト3全てがトヨタ車ということも、特徴的ですが、第1位のアルファードはミニバンの王者として長らく人気を維持しています。

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ミニバンだけでなく乗用車の王者「アルファード」

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老若男女問わず根強い人気の「プリウス」

 

 

■お買い得なアルファードは? 人気仕様(スペック)分析

 国内のみならず海外でも圧倒的人気車種であるアルファードですが、なかでも仕様によって人気・不人気のものがあります。例えば人気車体色とそうでない車体色が存在し、その車体色によって中古車相場価格が変動します。

 アルファード中古車相場を左右する仕様(スペック)を下記に挙げます!
ここでは特にお手頃価格になってきた2代目アルファード、いわゆる20系アルファードについて相場分析したいと思います。

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① モデル・グレード~人気はSグレード~
 当然ですが、新車価格も中古車価格もモデルやグレードによって大きく異なります。20系のみならず、アルファードのグレードは特別仕様車も含めると非常に多種多様です。
ただ、車種によっては新車価格のモデル・グレード差が中古車ではその差(厳密には比率)が大きく変動する場合があります。

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 例えば、新車の時はグレードの高い3500ccの車の方が2400ccの車より100万円高いが、中古車相場では2400ccの車の方が、3500ccの車より30万円程度高い車種も存在します。特に、ガソリン価格が高くなればなるほど、排気量グレードによる逆転現象の傾向が顕著に出る場合があります。

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  20系アルファード(ガソリン車)のグレードはXグレード→Sグレード→Gグレードの順に価格が高くなります。また排気量は2400ccと3500ccがあり、新車時の価格差は約30万円です。中古車市場での人気グレードは標準的なSグレードですが、標準的といっても一般車の中では十分過ぎるぐらいの機能が標準装備されています。

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② 乗車人数 7人乗りか8人乗りか
ミニバンの場合、乗車人数 7人乗りか8人乗りか、いわゆるセカンドシートが2人乗車か3人乗車によって人気が異なる場合があります。
 新車アルファード場合、セカンドシートの快適性を求める人が多いため7人乗りの方が8人乗りより人気です。流通量ではセカンドシートがセパレートである7人乗車 が約70%を占めています。
 なおアルファード・ヴェルファイアには4人乗りも存在します。流通するタマ数は少ないですが、ロイヤルラウンジというグレードです。特に企業の重役等が利用する運転手付きカーです。

 

<7万キロ走行でも快調なトヨタ製エンジン>

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③ 走行距離~トヨタ製エンジンは世界一クラス~
 厳密には新車時の仕様とは異なりますが、走行距離は中古車市場では価格を左右する大きな指標となります。よく巷ではセルシオが発売された1989年以降のトヨタ車は20万キロ、30キロ走っても特に問題ないと言われることが多々あります。

 しかし中古車を購入する側からすると走行距離は少ないに越したことがありません。一般的に1年間に1.2万キロ程度走っている車であれば問題ないと言われています。3年落ちの場合4万キロ以内、5年落ちの場合6万キロ以内の中古車をお勧めします。

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 ただ、以前の所有者がどこに住んで利用していたかにも注意が必要です。東京・大阪のような大都市での1万キロ走行と地方都市の1万キロ走行では、車体への負荷が大きく異なります。要は渋滞が発生しやすくストップアンドゴーの多いエリアと少ないエリアではどうしても車の劣化具合に違いが出てきます。そのため、以前のオーナーが地方都市で通勤利用の場合、年間3万キロぐらい走行しても程度の良い車が多々存在します。
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 またアルファードのような一般普及車の場合、逆に過度に走行距離の少ない中古車も要注意です。車も人間と一緒で、ある程度、毎月動いている車の方が程度も良いため、5年落ちで走行距離が500キロ以下の車は注意が必要です。以前のオーナーがどのような所有形態やどこでメンテナンスしていたかが把握できない限り、手を出すのを控えたほうが良いかもです。

 

 

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④ 駆動方式 2WDか4WDか ~雪国では4WDがオススメだが~

 昨今の車の走行性能の進化により駆動方式についてこだわる人は徐々に減ってきております。ただ、雪国在住や都心でもスノーボードやスキーへよく行く人にとって、4WDは人気の仕様となります。4WDは雪道登坂でその威力を発揮します。20系アルファード中古車において、4WD比率は10%以下の流通量です。なお価格は4WDの方が2WDより約10%高い価格で流通しています。

 燃費はどうしても4WDの方がリッター当たり0.5-1.0キロほど悪くなります。これはフルタイム4WDの車の場合、仕方がないですね。
 ※20系のカタログ燃費表記はアイドリングストップ機能有無で異なる場合があります。

 

 

<日本の道路事情に合ったサイズ感:全長×全幅×全高:4865x1840x1900mm>

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⑤ 悩ましい選択 ~ガソリン車かハイブリッド車か~

20系アルファードの場合、ガソリン仕様とハイブリッド仕様では新車価格が、約50万円の差があり、ハイブリッド仕様の方が高価です。

カタログスペック(10・15モード燃費公表値)による燃費の違いは
・ガソリン車   2.4 240G 4WD 11.4km/L
・ハイブリッド車 2.4G 4WD   19.0km/L
  であり、ハイブリッド車の方が、約66%程度燃費が良いことになっています。

 市街地走行(関東春季・通常モード)の場合、実燃費は上記ガソリン車の場合、7-9km/L、ハイブリッド車の場合、12-14km/Lと言われています。この燃費差と車両価格差をどう天秤にかけるかですね。
 ただし、アルファードのガソリン車はハイオクではなくレギュラーガソリンで良いので、ハイブリッド車のアイドリングや低速走行の静粛性をよほど求めない限り、ガソリン車で十分かと思います。

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⑥ 車体色 ~リセールバリューを左右する人気ボディカラーは~
アルファードの中古車のほとんどがホワイトもしくはブラックです。次に流通量の多い車体色はシルバーです。もちろん好みで別れますが、ホワイト、ブラックを購入すれば手放す際のリセールバリューも特に問題ないかと思います。
逆に中古車を買って10年以上所有し乗りつぶす場合は、不人気カラーのゴールドのアルファードを購入する手もあります。ゴールド場合、ホワイトやブラックより中古車価格が約10%程度安い傾向があります。

 

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⑦ その他の人気オプション ~サンルーフは必要?~

・本革シート
  → アルファード中古車場合、グレードによって本革シートかファブリック(布)シートかに決定される場合があります。もちろんアルファードはサードパーティのパーツも豊富なため、廉価グレードでも革もしくは革風シートカバーを後付けすることができます。

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・デュアルパワースライドドア(両側自動ドア)
→ ほとんどのアルファード中古車がデュアルパワースライドドア

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・サンルーフ、ツインムーンルーフ  流通量 約20%
  → 子供に大人気のサンルーフですが、重量があり燃費は装着有りの方が悪くなります

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・全周囲カメラ  約1%  サイドカメラ 約5%の流通量です。

  → 車庫入れが心配な方は、バックカメラ以外に全周囲カメラがあると助かります。

    なおサイドカメラの代わりにフェンダー補助ミラーがあるので、左サイドは安心です。

 

 

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