キャンピングカーの種類

ひとくちにキャンピングカーといっても、キャブコンからバンコン、軽キャンなど様々な種類があります。種類が多すぎてわからない。という方のために、キャンピングカーとは?の基本的な部分からご説明します。

 


目次
1.キャンピングカーは英語?
2.キャンピングカーの定義
3.キャンピングカーの種類
4.バンコン(バンコンバージョン)
5.キャブコン(キャブコンバージョン)
6.バスコン(バスコンバージョン)
7.トラベルトレーラー(キャンピングトレーラー)
8.ピックアップキャビン(トラックキャンパー、トラキャン)
9.軽キャンピングカー(軽キャン)
10.乗用車ベースキャンパー


 

1.キャンピングカー(Camping-car)は英語?

いいえ、違います。キャンピングカーは、日本特有の呼称になります。「ギリシャ」や「イギリス」、「ノートパソコン」などと同じで、そのままでは海外の方には通じません。キャンピングカーの海外での呼び方はRVや「Motorhome(モーターホーム)」と呼び、海外の方にキャンピングカーといっても、なんとなくで伝わりますが「Oh! Motorhome?」などと、ちょっと間を置いてから理解してもらえる感じです。

 

2.キャンピングカーの定義

キャンピングカーは一般的には、「寝泊りできる設備を持ったクルマ」のことで、日本の道路運送車両法においては、特種用途自動車という分類にあてはまり、ナンバープレートは8ナンバーとなります。
キャンピングカーとして登録するには厳しい基準をクリアしなければなりません。外装や内装、装備品など細かく基準が設定されています。ひとつひとつ説明すると長くなってしまうので、わかりやすいところでいうと、「フラットに寝ることができる」や、「キッチン(調理)設備がある」などになります。

 

3.キャンピングカーの分類

街中でもよく見かけるようになったキャンピングカーですが、様々な形状のものがあります。一般的にはキャンピングカーの構造やベース車両などから分類され、バンコン、キャプコン、バスコンなどのように「〇〇コン」と呼ばれています。「〇〇コン」の〇〇部分は車両の構造やベース車両、コンの部分はコンバージョンの略で改造や改装を意味しています。
例えば「バンコン」ならバンやワゴンをベースとして、内装に居住スペースを取り付けたタイプのキャンピングカーとなります。

 

4.バンコン(バンコンバージョン)

バンコンとは、バンコンバージョンの略で、TOYOTAハイエースや日産キャラバンなどの内部を改造した車両です。ボディの外側にはあまり手をかけずに、車内を改造したキャンピングカーで、普通車のように運転することができ、必要な時にキャンピングカーとして使うことができるので、日本では購入するには一番人気のキャンピングカーとなっています。

 

・バンコンの特徴

バンコンの魅力はなんといっても走行性能と運転のしやすさです。高さ上限2.1mの立体駐車場に停められることも多く、乗用車のように使いまわすことができます。
キャンピングカーの運転が不安な方や初心者にオススメです。

 

5.キャブコン(キャブコンバージョン)

キャブコンはキャブコンバージョンの略で、貨物トラックから貨物部分を取り除き、その上に居住スペースを載せたキャンピングカーです。キャンピングカーといえばこのタイプを想像する方が多いのではないでしょうか。キャンピングカーの花形にしてキャンピングカーの顔。まさにTHEキャンピングカーです。
キャブコンはバンコンとは異なり、居住スペースが独立しているので自分の思い通りに広く使用することができます。よく見かけるキャンピングカーはフロントバンクと呼ばれる就寝スペース付きのタイプが多く、バンコンよりも広いので、6人以上の就寝スペースがあるタイプが多いです。まさに大人数での旅行やドライブにうってつけのタイプで、立って歩ける広い空間、広いテーブルなど、過ごしやすいよう様々な工夫が施されたキャンピングカーです。

 

・キャブコンの特徴

なんといっても広い居住スペースで立って歩けることです。また、運転席の上部にバンクベッドと呼ばれる就寝スペースがあり、広々とゆったり寝むれるのはもちろんのこと、お子様にも大人気で、大人も子供もテンションが上がる構造になっています。バンコンと違って大人数で利用できることからファミリーやグループで使うにはおすすめのタイプになります。

 

6.バスコン(バスコンバージョン)

バスコンとはバスコンバージョンの略で、主にマイクロバスをベースにキャンピングカーへと変更したものです。マイクロバスは、幼稚園バス等でも利用される事が多いのですぐイメージできると思います。マイクロバスは車体の割に小回りが効くことが特徴です。
バスコンのベース車両によく使用されるのがトヨタ・コースター、日産・シビリアン、三菱ふそう・ローザなどになります。

 

もう少し詳しく説明すると、バスコンにはさらにボディ部分を完全に切り取ってオリジナルの箱を用意した「フルコン」と呼ばれるタイプと、バスの外装にはほとんど手を入れず、内装だけを改造した「バスコン」とわけることができますが、今回は、「バスコン」としてひとつでご紹介します。

 

・バスコンの特徴

バスコンはマイクロバスをベースとしたキャンピングカーです。バスがベースとなるので広いスペースと乗り心地に優れています。元がバスですので、貨物の輸送などの目的で作られたトラックベースの車両とは比べ物にならないほどの乗り心地です。

 

7.トラベルトレーラー(キャンピングトレーラー)

トラベルトレーラーとは、キャンピングトレーラーと呼ばれることも多く、エンジンを持たず車でけん引するタイプのキャンピングカーのことです。バンコン、キャブコン、バスコンなどとは異なり、エンジンを持たず自走することができないため、トレーラーとして扱われ、呼び方も「〇〇コン」とは呼ばれません。
箱型の居室にドア、窓、ベッド、ダイニング、テーブル、キッチン、トイレ、シャワーなど生活に必要な装備を一通り整えたものが多く、欧米などではトラベルトレーラー (Travel trailer)、キャラバン (Caravan) と呼ばれています。

 

・トラベルトレーラーの特徴

バンコン、キャブコンなどのキャンピングカーはエンジンや運転席があるため、荷室スペースの限られた部分しか居住空間に改造することができませんが、キャンピングトレーラーはその分居住空間が広く、間取りの自由度が高いのが最大の魅力です。
トラベルトレーラーの良い点は必要な時だけトレーラーを牽引するので、切り離しがいつでもでき、旅先でも登山や観光している間はトレーラーを置いて車部分だけで自由に動くことができます。総重量750kg以下なら牽引免許は不要で普通免許で牽引できるのも特徴です。

 

8.ピックアップキャビン(トラックキャンパー、トラキャン)

ピックアップキャビンとは、ピックアップトラックの荷台に居住ユニットと積んだ形のキャンピングカーのことでトラックキャンパーやトラキャンとも呼ばれています。
ピックアップキャビンは荷台に乗せたキャビン(居住部分)を切り離して使用できます。荷台にキャビンを乗せているので、けん引タイプのトレベルトレーラーと違う点はここになります。

 

・ピックアップキャビンの特徴

ピックアップキャビンの最大の特徴はなんといっても取り外せることです。荷台から居住部分を取り外せば普通のトラックとして使用可能です。また、荷台にキャビン部分を載せるシンプルな構造なので、他のキャンピングカーと違い購入コストを抑えることができます。

 

9.軽キャンピングカー(軽キャン)

軽キャンピングカーとは、軽自動車をベースに改造しているキャンピングカーのことで、バンコンやキャブコンと違いベース車両の価格も安く、また小回りが効いて普段使いもしやすいことから人気のキャンピングカーです。

 

軽キャンピングカーにはさらに、「軽バンコン」と「軽キャブコン」にわけることができますが、今回は、「軽キャンピングカー」としてひとつでご紹介します。

 

・軽キャンピングカーの特徴

軽キャンピングカーの特徴はなんといっても低価格なところです。ベース車両は軽自動車なので他のキャンピングカーと違って車両価格が圧倒的に安くなります。
また、これも最大の特徴になりますが、軽自動車なので運転がしやすく普段使いにも適した部分です。

 

10.乗用車ベースキャンパー

乗用車ベースキャンパーとは、その名の通り乗用車をベースにしたキャンビングカーのことです。乗用車なので種類も多く様々なベース車両が採用されていますが、その中でもミニバンをベースにしたタイプが人気です。ステップワゴン、セレナ、ヴォクシー、ヴェルファイヤ、アルファードなど、お馴染み車両が多いです。

 

・乗用車ベースキャンパーの特徴

乗用車ベースキャンパーはなんといっても見た目と普段使い、そして価格です。ハイエースベースのバンコンの場合は少しだけ大きくて運転が不安。その点乗用車なら運転の不安もないので安心です。また一般の乗用車がベースになるのでキャブコンやバンコンなどの専用車両に比べて安くなります。ハイエースなどの男性に人気のしっかりとした車と違って、乗用車だと見た目が可愛いものも多いので、奥様の賛同も得やすいという特徴もあります。

 

まとめ

 

さて、いかがでしたでしょうか。
キャンピングカーといってもいろいろな種類があり、バリエーションも豊富にあることがわかったと思います。価格やサイズ、外装、内装、装備、使用目的や使用頻度など、多様なニーズに応える形で数も種類も増えています。
今はキャンピングカーのレンタルやシェアリングも充実し、誰でも気軽に利用できるので、実際に乗ってみるのがオススメです。

 

あなたはキャンピングカーでどこにいきますか?

 

家族や友人と過ごす今だけの特別な時間を、想い出作りの助けになれば幸いです。
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キャンピングカーの運転で気を付けたい3つのポイント
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キャンピングカーの装備
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キャンピングカーの装備の使い方
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キャンピングカーについてのよくある質問
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キャンピングカーお出かけマナー全集
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キャンピングカーの便利な使い方
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