【観光庁に聞いてみた】GoToトラベルキャンペーンはいつから予約申し込みができる?

新型コロナウイルスで影響を受けた観光業を再び活性化させるためのキャンペーン、Go To Travel キャンペーン!
旅行代金が実質半額になるという、インパクト大なキャンペーン。これを使ってお得に旅行しよう!と考えている方も多いようです。
しかし、このキャンペーン、まだまだ情報が少なく疑問がたくさんありますよね。
特に皆さんが気になっているのは、予約の開始時期はいつ?、ではないでしょうか。

 

 「今から予約しててもキャンペーン期間に入っていれば、キャンペーンの対象になるの?」 

 

 「予約の開始日が決まってるの?」 

 

今回はこの辺の疑問にお答えしていきたいと思います!

 

 

Go to travelキャンペーンをおさらい

Go to travelキャンペーンとは、新型コロナウイルスで大きな影響を受けた、観光業・飲食業・イベント業などの需要を呼び起こし、地域経済を再び活性化させるためのキャンペーンです。

 

 

割引やクーポンで旅行が半額に

 

 付与の条件は1人1泊あたり2万円まで。日帰りの場合は1万円まで(NEW!) 

 

 現金ではなく、宿泊割引や地域共通クーポンで付与される 

 

より詳しくGo to travelキャンペーンの制度を知りたい方は、先にこちらを読みましょう。

 

国交省は8月上旬からの実施としているが・・・

 

国土交通省の赤羽大臣は6月12日、本キャンペーンを8月上旬から開始の意向を示しました。
 

 

政府の「Go Toキャンペーン」のうち、観光需要を喚起するための「Go Toトラベル」について赤羽大臣は「観光業は、夏がかき入れ時なので、できるだけ8月の早い段階からしっかり実施していきたい。期間については夏だけで終わることは考えていない。夏、秋、冬そして来年の春と、できるだけ息の長い事業にしたい」と述べて、8月のはじめから来年春まで実施して観光業を支援する考えを示しました。NHK NEWS WEB
 
また、観光庁の田端長官も6月17日に「8月の早い段階の開始を目指す」と発言しています。
 
 
観光庁の田端浩長官は6月17日(水)に会見を開き、「Go Toキャンペーン」のうち、観光需要喚起策「Go Toトラベル」事業の開始を、8月の早い段階を目指し準備を進めていく意向を明らかにした。運営事務局の公募を見直し、同事業の運営事務局は観光庁で再公募すると説明。観光需要喚起策の経済波及効果や、県境を越えた移動制限の緩和に向けた取り組みを話し、地域経済支援に資する効果的な事業の実施に努める考えを示した。旬刊旅行新聞

 


 

いま購入する8月以降の旅行商品は、キャンペーンの対象になるの?ならないの?

 

リサーチしてみましたが、まだWEB上ではここに対する明確な回答が見つかりませんでした・・・
そこで、観光庁に問い合わせて確認してみました。


この夏、Go Toトラベルキャンペーンを使って旅行に行きたいのですが、今8月の旅行商品を購入しておけば、キャンペーンの対象になりますか?
私
観光庁
観光庁
いえ、今予約していただくものは対象外になります。。。
そうなんですか!それは、まだキャンペーンの開始時期が確定していないからですか?例えば、12月とか、絶対キャンペーンが始まっていそうな時期の旅行なら、対象になりますか?
私
観光庁
観光庁
いえ、そうではなく、キャンペーン期間に入ってからご購入いただく商品しか、対象にはならないのです。
そうですか・・・(ちょっとしょんぼり) では、キャンペーン期間が確定したら、きっと告知などがあって、その告知された期間に入ってから予約すればいいんでしょうか?
私
観光庁
観光庁
はい、ご認識の通りです。
分かりました!キャンペーン期間の確定を待ちます!
私
観光庁
観光庁
申し訳ございません。よろしくお願いいたします!

 

まとめ
・今(キャンペーン開始前)予約した旅行商品は、出発日がキャンペーン期間内でもキャンペーンの対象外
・秋・冬などの予約も同様に、キャンペーン開始前の今現在予約したものは対象外
・キャンペーンの予約開始時期は、確定し次第告知がある(予定)
 
 

いつから予約が開始できるの?

 

 
キャンペーン期間がいつからなのか(=いつから予約できるのか)も訊いてみましたが、まだ確定的なことはお伝え出来ない、とのことでした。
 
 今のところ、8月上旬にキャンペーンを開始したい意向が発表されていますが 、これがもっと後になってしまう可能性も否定できません。
観光庁 田端長官は6月17日同日の会見で、Go Toトラベルキャンペーン8月上旬の開始を目指すとしたうえで、次のような発言もしているようです。
 

会見で田端長官は「全国5万の宿泊施設、1万の旅行業者、(地域共通クーポンの対象となる)数十万以上の土産物屋、交通機関などが参加する1兆3500億円の大規模事業です。事務局の業務は、全国での事業説明会開催、事業者の参加登録、2−3億枚のクーポン印刷、利用実績の報告、精算業務、メディア通じた広報など多岐にわたります」と話し、短期間での準備の難しさにも言及した。 観光庁は6月16日から、Go Toトラベルキャンペーンの運営事務局の公募を開始している。受付期間は6月29日まで。運営事務局が決まるのは7月上旬の見通しで、8月開始に向けた準備の時間は長くはない。トラベルニュース

 
すでに当初の7月の初旬開始予定から1か月ほど遅れを見せている状況です。
前例を見ない取組みということもあり、今後も何らかのトラブルで開始が遅れることも考えられそうです。

 

 

今できることは、いつキャンペーンが始まっても良いよう行き先を決めておくこと!


 
キャンペーン期間に入ったら、キャンペーンを今か今かと待ち構えていた人が一気に様々な旅行商品、人気の宿などをおさえることが予想されます。
 キャンペーンが始まってから行き先を考えているようでは、「本当に行きたいとこが見つかったけど、キャンペーン中の予約がいっぱいだった・・・」なんてことになりかねません。 

 
キャンペーン期間は、2020年8月上旬から6か月間が濃厚ですが、先述の通り、更に後ろ倒しになる可能性もあります。
キャンペーン期間が秋口からになっても対応できるよう、夏にキャンペーンを使うなら、秋に使うなら、と季節ごとに行きたい場所を決めておくのが良いでしょう。

 

 

 

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