【ステイホームGW】エジプト遺跡バーチャルツアーなど家で楽しめる芸術鑑賞

今年のゴールデンウィークは外出自粛ムード。自宅で過ごすひとときに、芸術鑑賞や遺跡探索の3Dツアーはいかがですか?
  本日、ご紹介するのはエジプトの古美術・観光省が公開した「3Dバーチャルツアー」。
墓の中やモスク、古代遺跡など、5000年前の歴史的遺産の内部がオンラインでサクサクっと鑑賞できるのです。 記事の後半では、オススメのバーチャルツアーもお伝えします。

 

 

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エジプトの古美術・観光省が公開したバーチャルツアーの詳細

 

現在、公開されているのは「スルタン・バルクークのモスク・マドラサ」、「メレスアンク3世の墓」、「メンナの墓」、「コプト博物館」、「ギザ動物園博物館」、「ベン・エズラ・シナゴーグ」そして「赤修道院」の7つ。
  まずは「メンナの墓」から旅に出ましょう!

 

●ツアーの始まりです。
写真の床にある○マークをクリックすると、その場所に移動する事ができます。

 

画面左下、立体マークを押すと、遺跡の「ドールハウス」に画面が切り替わります。

 

全体図も見られます。

 

その隣は「フロアプラン」。 俯瞰した図面が表示されます。物件の内覧図みたいですね。

 

●内部/MAP上の「◎」ボタン
内部画像のとき、「◎」ボタンにカーソルを合わせると解説が出ます。

Google Chromeでアクセスすると、日本語の表記に翻訳されます。英語表記から変わらないときは、ボタンを右クリック→日本語に翻訳を選択し、飛び出すタブの「英語」→「日本語」→「英語」→「日本語」と交互にクリックしていると、日本語で表示されるようになります。
  全体図/俯瞰図で「◎」ボタンをダブクリックすると、その箇所に移動します。

 

●「メンナの墓」内部の様子
日本は木の文化、ヨーロッパは石の文化といわれますが、この建築様式が、古代エジプトも石の文化だったことを物語っています。

窓や柱も切り出され(くりぬかれ)たもので、それだけでも見ごたえがありますが、さらに近づくと……壁一面に働く人や動物の姿がびっしり!
  古代エジプトでは、ミイラにされた人間は、あの世でもう一度生きると考えられていたそうです。穴に埋められた石像や、壁一面に彫刻された人や獣たちは、埋葬された王や女王の使いかもしれませんね。

 

 

●「ネクロポリス・メナの墓」
神々や従者の壁画の鮮やかな色彩が見事です。

当時、大変貴重だったといわれる「青色」もふんだんに使われてます。

 

●様々な楽しみ方
<動画モード>

3Dで遺跡の全体を見渡し、再生ボタンのクリックで自動ツアーが始まります。

 

<測定モード>

画面右下の定規アイコン「測定モード」を選択すると、いま見ている場所のサイズや距離が測れるようになります。

 

▼ピラミッドバーチャルツアーはこちらから確認

https://my.matterport.com/show/?m=d42fuVA21To    

オススメのバーチャルギャラリー

 

アムステルダム国立美術館(ライクスミュージアム・アットホーム)

レンブラントの『夜警』やフェルメールの『手紙を読む青衣の女』など、人類史に輝く名画を展示することで知られるオランダ・アムステルダム国立美術館。
現地で入場するとしたら、30分は待たなければならない人気の美術館ですが、オンライン版「ライクスミュージアム・アットホーム」なら傑作の数々を思う存分、鑑賞できます。
  70万点を超える作品の閲覧、作品の背景やストーリーの音声解説(英語/オランダ語)、名画が描かれた工程の映像分析、さらに高解像度の壁紙ダウンロードなど、いたれりつくせりのプログラム。
館内の巡回や作品の拡大が簡単で、見易く、楽しみ易いサイトであるところもオススメ。もちろん全て無料です。

▼アムステルダム国立美術館はこちらから確認

https://artsandculture.google.com/streetview/rijksmuseum/iwH5aYGoPwSf7g  

サンパウロ美術館(MASP/Museu de Arte de São Paulo Assis Chateaubriand)

外出自粛のGW、せっかくですから地球の裏側まで旅してみませんか? ここご紹介するのはブラジル・サンパウロ美術館です。南半球で屈指といわれる美術館は、別名MASP(マスピ)。可愛らしい響きですよね。
  サイトのメイン画像、右下の人型アイコンをクリックすると館内に入れます。
フロアにはボッティチェリ、ラファエロ、モネ、ピカソ、ゴッホ、シャガール ―― 芸術史に燦然と輝く巨匠の代表作がずらり。
MASPの展示は、絵の裏が見られるのもポイント。ガラスパネルと支えとなる金属、額縁の仕様など、表から裏側まで、じっくり眺められます。 サイト内で公開されている写真や彫刻、岩石、粘土などの画像もユニークです。

▼サンパウロ美術館はこちらから確認

https://artsandculture.google.com/partner/masp  

まとめ

今日はオンラインで芸術鑑賞ができる美術館をご紹介しました。外出が難しいと、さみしくて暇なゴールデンウィークになりそうですが、オンラインで遺跡や美術を楽しむと、人類史の謎や名品・傑作に触発され、あらたなアイデアやエネルギーが湧いてくるかもしれませんね。

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