ジャパンキャンピングカーショー2022 初日行った感想と今回の見どころはこれだ!

 

今回のショーはキャンピングカー購入検討者だけではなく、キャンピングカーの自作を考える方にも面白いショーです!

 

なぜなら、簡易型キャンピングカーの展示が増えており、参考にできる室内装備や、アイデアを見ることが出来ます。

 

 

2極化するキャンピングカー

 

①高機能型キャンピングカーと値段を抑えた簡易型キャンピングカー

 

ナッツRVに代表される、高性能のキャンピングカーは昨年からさらに進化を遂げています。

 

特に各社サブバッテリー搭載容量が大きくなり、車内で家電が自由に使用できるようになっています。

 

それを実現させているのが、コンパクトで軽量な「リチウムイオンバッテリー」です。

 

各ビルダーで取り組みが進んでいます。わかりやすく言うと、通常サブバッテリーを収納していた場所に、2倍の容量が積めるようになりました。

 

そのため使用できる家電の出力や、使用時間が伸びています。

 

②室内家電の大型化高出力化

 

上記サブバッテリーの「リチウムイオンバッテリー」が可能にしたのが、ルームエアコン、電子レンジ、冷蔵庫といった高出力家電が長く使えるようになったことです。

 

そして、今はこの「リチウムイオンバッテリー」をいかに充電できるかを各社競っている状況です。今後も日進月歩で進化していくことでしょう。

 

③軽自動車の新型ベース車として「アトレー」に注目

 

これまで軽キャンパーのベース車はスズキ「エブリイ」が一強でした。そこにホンダの「N-BOX」「N-VAN」が参入し、軽キャンパー人気に火が付きました。

 

キャンピングカー比較ナビでも常にホワイトハウスのN-VANコンポ(https://cchikaku.com/cardata/n-vancompo/)、オートワンの給電くん(https://cchikaku.com/cardata/kyudenkun/)は上位に入っています。

 

そこへ新しくなったダイハツ「アトレー」が加わり、今回のジャパンキャンピングカーショーでも各ビルダーがこぞってベース車にしたことをアピールしています。

 

新しくなったアトレーは特に室内空間を広くとる工夫が、ベース車の段階から行われています。中でもシートを倒した際にフラットな床面を広く取りやすい、車中泊仕様に向いた設計になっています。今後市販化されたモデルに注目していきたい。

④新型カムロードベース車が各社出そろう

 

キャブコンのベース車になるトヨタ新型「カムロード」が各社からお目見えしています。

 

これまでのショーでも話題になっていましたが、今回のジャパンキャンピングカーショーで各社出揃い、購入検討に入れる段階になったと思います。

 

トラックベースのキャブコンを探されている方はぜひ比較してみてください。

 

ナッツRVではハイパーエボリューションNEOとして新型カムロードの車両をアピールしています。

 

⑤タウンエース型キャブコン

 

大人気だったエートゥーゼットのアミティが廃番となり、ポストアミティを目指し各社が勢力を上げています。

 

トヨタの「タウンエース」ベースのキャブコンバージョンが増えています。

 

日本ではちょうどいいサイズなので、こちらの注目ですね。

 

⑥ポップアップルーフなどカスタム品が熱い

 

今回会場の4分の1を関連用品の会社が出店しています。

 

定番のアウトドア用品以外にも電気バイク、ポータブルバッテリー、そして人気のポップアップルーフのブースがにぎわいそうな予感です。

 

著者:桐山瑞生

Company Name:Campingcar Inc.

Producer/Author: Mizuki Kiriyama

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