2020年5月に千葉県で複数発生した地震は記憶に新しいですね。近年M5以上の地震も数多く発生しており、ニュースでは「南海トラフ地震」と「首都直下型地震」の発生も懸念されています。
迫りくる地震に対して万全の備えはできているでしょうか?
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「首都直下型地震」とは
東京を含む関東地域は北アメリカプレート、フィリピン海プレート、太平洋プレートなど複数のプレートが隣接しており、このプレートのひずみによって岩盤が破壊され発生するとされています。
首都直下型地震は、政府によると今後30年以内に70パーセントの確率で起きると予測している、マグニチュード7程度の大地震です。
首都直下地震が起きると、最悪の場合、死者はおよそ2万3,000人、経済被害はおよそ95兆円に達すると想定されており、その被害は絶大なものとなります。
「南海トラフ地震」とは
南海トラフは四国の南の海底にある水深4,000m級の深い溝の事といいます。
南海トラフにはフィリピン海プレートがユーラシアプレートに潜り込んでいるという構造になっており、プレートが動くことによりひずみが生まれ地震が発生します。
◇過去の南海トラフ大地震(一部)
1498年 明応地震:およそM 8.2〜8.4
1605年 慶長地震:およそM8
1707年 宝永地震:およそM8.4〜8.6
1854年 安政東海・安政南海地震:およそM8以上が2箇所
1944年 昭和東南海地震:およそM8
1946年 昭和南海地震:およそM8
南海トラフ地震が最後に来てから現在まで約75年が経過しようとしており、いつ発生してもおかしくない状況だといえます。
政府によると南海トラフ地震が発生した場合、静岡から宮崎にかけて一部で震度7、それに隣接する地域では震度6強もの地震が発生する可能性があると想定されておりその影響で大規模な津波の発生も予想されます。
地震での火災は対象外!「地震保険」と「火災保険」の補償内容
アパートやマンションなど賃貸物件を借りる場合や、持ち家の場合どちらでも火災保険に加入している世帯の割合は高いですが、地震保険に加入している世帯は1/3程度といわれており加入していない世帯が多い現状です。
保険内容によって違いはありますが、火災保険と地震保険の補償内容は以下のようになっています。
◇火災保険の補償対象
失火やもらい火による火災
落雷による損害
ガスの引火などによる爆発の損害
風や雹などによる窓ガラス損傷などの損害
水漏れなどによる損害
台風や大雨による浸水などの損害
人的な破壊行為による損害
建物外部から飛んできたボールや車の衝突などによる損害
火災保険という名前で誤解されがちですが、火による損害以外にも様々なケースで補償を受けることができる保険です。
◇地震保険の補償内容
地震が原因での火災
地震よる倒壊
地震が原因での津波被害
地震が原因による被害の場合、たとえ火災が発生しても火災保険では補償されないことを知らない方もいるのではないでしょうか。実は、地震発生から数日後に起きた火災でも地震が原因と認められた場合、火災保険では補償されない場合があります。
近年、中規模・大規模な地震の発生が危惧されているため、これを機に地震保険への加入を考えることも必要です。
地震保険は火災保険とセットで加入するプランが一般的なので単独で加入できるタイプの地震保険は少ないため、現在加入している火災保険へ問い合わせてみましょう。
地震予測アプリで地震に備えよう
地震がいきなり起こった場合、パニックになるケースも多く、想定した通り動けない場合があるでしょう。しかし、ある程度でも地震がいつ起こるかわかるだけで、地震被害を抑えられる可能性があります。
地震予測アプリ「地震サーチ」
「地震サーチ」は2週間以内の地震発生を予測し、地震被害の削減をめざす「地震解析ラボ」提供のアプリです。
GPS機能を存分に発揮した地震予測アプリ。GPSで自分の位置から半径100Kmの地震予測情報が分かります。
■アプリの特徴
・数日前から2週間以内に発生する地震を予測
・GPSで自分を中心に半径100Km範囲の地震予測情報が分かる
・出張や旅行などで移動した時、地震予測範囲に入るとプッシュ機能でお知らせが届く
・全国の地震予測情報が把握できる
・発生した地震が予測マップ上にプロットされる
防災グッツも備えよう!!
いつ地震が起きても慌てないために、防災グッツを家に常備しましょう!
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