あなたは当てはまる?テレワークに集中できない人の特徴と解決策

 

 

新型コロナウイルスの影響でテレワークに切り替えたものの、「テレワークだとやる気が出ない」「集中できない」という声がネット上でも数多くきこえてきます。

今回は「テレワークだと集中できない人」の特徴と対策をまとめてみます。

自分はどういうパターンでやる気を失ってしまっているのか、立ち止まって自己分析してみましょう。

解決はそこからです!

 

 

テレワークで集中できない人の意外な特徴とは・・・?

 

1)他人の目を気にしやすい人

 

 

テレワークだと周りに他人がおらず、「管理されている」「上司に見られている」という感覚は希薄になりがちです。

日頃、周りの目を気にして、無理して頑張っているあなたは、反動でだらけてしまうかも!

誰も見ていないと手を抜いてしまいそうになるのも、仕方ないことと言えます。

 

対策

 

頭を出社モードに切り替えることが大切!

自宅でできるオススメの切り替え方法をご紹介します。

①男性ならスーツを、女性もキレイ目の服装できちんとメイクをします

 

②そして、いつもと同じ出社時間にPC前に座っておきましょう

 

また、だらだらと仕事をしてしまう人は「TO DOリストの設定」することも大事。

「この仕事は1時間、この仕事は30分」と所要時間も決めておくと、サクッと仕事をこなしていく指標になります。

PCにある時刻表示はその他の情報に隠れてしまいがちですので、見やすい時計をPCの横に置いておくのも効果がありそうです。

 

2)人とのコミュニケーションが好きな人

 

 

職場の人たちとコミュニケーションを取りながら仕事をする人にとって、一人黙々とPCに向かう仕事は予想以上に苦痛を伴います。

たまの業務連絡は、「かしこまりました」「お願いします」の応酬だけ・・・

それでは仕事が味気なくなりますよね。反応もないから、やる気もでない・・・

 

対策

 

そういうときこそチャットツールをうまく使いましょう。

やる気が下がってきそう、と思ったら「ちなみに今〇〇を作業中~」と報告してみてください。
「私もです!」というレスポンスがあれば、
普段の職場環境と変わらず繋がっている気持ちになれますよ。

 

 

3)家庭的な人

 

 

突然テレワークになり、急ごしらえで家族のいる食卓にPCを置いて仕事をしている、という方も多いでしょう。

また、家族から「家にいるなら家事できるよね~」なんてご指名がかかったり。そんな状況でもバリバリ仕事できる人は根っからの仕事人間。

 

家庭的な人であるほど、どうしても家のことをしたり、家族の様子が気になって仕事に集中できないものです。

 

 

対策

できれば、別の部屋を用意して仕事に集中できる環境を作ることが望まれます。

しかし、なかなかそう簡単にできないよ!という人は、とにかく「分ける」ことを工夫しましょう。

たとえば・・・

・遮音性の高いヘッドホンで仕事以外の音声は入らないようにする

・カーテンやパーテーションで仕切る

などなど

 

そして家族には「仕事中だから相手できない!ごめん!」と先に伝えておいて、「お互いのミッションが終わったら、報告しあおう」と一度グッバイするのです。

 

 

4)もともと仕事が嫌いな人

 

 

なんとなくやる気にならない、そもそも仕事自体が嫌だ!というのは、テレワークのせいではないかもしれません。。

仕事の取り組み方や、自分個人の問題がテレワークをきっかけに顕在化した可能性も考えられます。

 

 

対策

仕事にやりがいを見いだせないなら、副業や趣味の時間を増やしてみたり、転職を検討してみると活路を見出せるかもしれません。

読書や日記も意外な発見に繋がります。

鬱屈したまま仕事を続けるより、これを機に、仕事や自分の人生を客観的に見る時間をつくってみることをおすすめします。

 

 

 

企業も社員のテレワークを支援できます

 

テレワークの導入を本格化したことで、企業側としても社員のパフォーマンスの維持には苦戦することも多いと思います。

ここでは具体的な対策案をご紹介します。

 

1)成果物の報告を義務付ける

 

 

テレワークは、日中の社員の行動は把握しきれません。

何をもって「仕事をしているか」を判断するかと言えば、成果物ですね。

今まで日報を取り入れていなかったとしても、テレワークでは日報報告は義務化させましょう。

 

開始時に「本日の業務は〇〇、〇〇です」、終業時は「〇〇と〇〇の業務終了、△△の残りは明日AM中に完了予定」といったように

業務内容と進捗を確認しておく必要があります。

これを機にタスク管理ツールを本格的に導入することも検討すると良いでしょう。

 

2)チャットツールやWeb会議で現場感を維持する

 

 

前項でも「ひとりで黙々と作業するのがつまらない」という社員について触れましたが、現場の一体感というのはパフォーマンスに直結します。

頻繁なチャットやWeb会議は業務の邪魔になりますが、「東京都から〇〇と発表されましたが、皆さんの周りでは大丈夫ですか」と投げかけましょう。

こういった雑談は「みんな同じなんだ」という連帯感、「心配してくれているんだ」という安心感が芽生えます。

また、Web会議中に子供やペットが通り過ぎるハプニングを笑いあうのも、ひとりで作業している孤独さを癒す良いビタミン剤になります。

 

まとめ

テレワークで通勤時間が減った分、皆それぞれが今までと違う部分で脳みそに汗をかく必要性も出てきました。

これを機に、働き方や職場環境を大きく変化させていくきっかけにもなりそうです。

 

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