2020年のオリンピックや2019年のラグビーW杯に向けて世界からの注目
訪日観光客も日に日に増加傾向にあり、ひと昔前は『爆買い』なんて言葉がインバウンド訪日客の代名詞のように使われていましたが現在では日本での楽しみ方も多様化してきています。
そんな多様な楽しみ方の中でも現在注目されているのが『キャンピングカー』です。
今回は『インバウンド』×『キャンピングカー』という切り口からその魅力をひも解いていきたいと思います。
■どの国の人が使っているの?
一番ご利用いただいているのは台湾の方です。次に香港とアジア圏が続き
アメリカ、イギリスと欧米豪圏、シンガポール、カナダ、フランス、デンマークと続きます。
数も台湾、香港は圧倒的に多いです。
やはり移動距離も短く同じ漢字文化の国の人気が高い事がうかがえます。
欧米豪圏も国はバラバラですが元々「VanLife」が根付いている国という事もありキャンピングカーの利用に抵抗感がない事から日本でもレンタルキャンピングカーをご利用いただいている傾向が見えてきます。
「VanLife」ご存知ですか?今インスタでも大変な人気で『#vanlife』で検索すると実に350万件もヒットします。
欧米圏では車中泊をしながら旅行をする文化が一般的になっていることを物語っています。
■どこの都市が人気?
大きく分けるとアジア圏と 欧米豪圏で使い方の傾向が少し異なるのですが特にアジア圏の方に人気なのは北海道です。都市により様々な顔を見せる広大な北海道をキャンピングカーで自由気ままに巡る旅が
大人気です。時期的には日本の夏休みが一番混み合う時期となります。
欧米の方にも北海道は人気なのですがどちらかというと冬の利用が多くニセコを代表するスキー、スノーボードでの利用が多い傾向です。ニセコのパウダースノーは多くのスキーヤー、スノーボーダーから憧れの場所としてとらえられているようです。
本州エリアもゴールデンルート(東京・箱根・富士山・名古屋・京都・大阪)はやはり人気ですが最近ではゴールデンルート以外の隠れた観光地も徐々に人気が出てきています。例えば金沢や草津なども人気です。
■キャンピングカーの魅力のウラには日本の面倒くささが影響?
さて、そんな人気のキャンピングカーレンタルですがそのウラには日本の交通事業や宿泊事情が影響しているようです。
まず、交通事情。日本の電車は時間も正確でとっても便利ですが外国人にとっては少々複雑に感じるといいます。
確かに都市部の地下鉄やバスなどは路線が複雑に絡み合い日本人でも難しい場合があるので外国人ならなおさらですね。
また、宿泊施設の予約も同じ場所で何泊もするなら一度の予約で済みますが都市間を周遊する場合はそれぞれの都市で宿泊施設を予約しなければなりません。
また、二次交通としてレンタカーの予約も必要…となると『都市間の移動』『宿泊施設』『二次交通の移動手段』とすべてが一度の予約だけで済んでしまう『キャンピングカー』はかなり魅力ですね。
■まとめ
一般的に訪日観光客は滞在時間が長く国土の小さい日本の様々な地方をめぐります。
既に日本には来たことがあり、ひと通り一般的な観光地は見つくしたよ。という外国人はより深い日本の魅力を知るために今後、キャンピングカーレンタルの利用は広がっていくことでしょう。
ジャパンキャンピングカーレンタルセンターでも多言語ナビの導入や外国人が利用する際に便利なキッチンセット、シュラフの用意などインバウンド対策をすすめています。
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