【新型コロナ】室内でも注意!トイレ逆流パンデミックで42人死亡も。対応策は?

 

 

「家にいよう。みんなのために」

 

コロナウイルスの被害拡大を受けて自粛ムードが高まる今、テレワークや在宅勤務、休校などで、自宅で過ごす時間が増えたという人も多いかと思います。

 

しかし、外出しないから、家にいるからといって、コロナウイルスの心配をしなくても良いわけでは決してありません。

 

マンションなどの集合住宅では、環境の共有によって思わぬ危険にさらされることもあるのです。その危険性と、対処への有効な方法をご紹介します。

 

香港のタワーマンション「トイレ逆流パンデミック」の衝撃

 

42人が死亡した香港の事件

2003年に、SARS(重症急性呼吸器症候群)が流行した時のことです。香港のとある高層マンションで、SARSの集団感染が発生し、10日間の隔離命令が出されるという事件がありました。

 

英BBCによって、329人が感染し、42人も死亡したという報道がなされた大きな悲劇でした。

 

そして、この事件で世間を騒がせたのは、入院患者の半数が同じタワーマンションに集中していたということです。

 

 

原因はマンションの「排水トラップ」…

 

その理由は簡単に言えば、マンションという住居の構造にあったとされています。

一つには下水管からの「排水トラップ」。事件の発生したマンションでは、各階の同室は下水管で垂直に繋がっていました。

 

各下水管の入り口にはU字型の排水トラップが設置されており、その中の水が蒸発したことにより、下水からの臭気や水が浸入したと考えられているのです。

 

患者の便によって部屋の下水管が病原体(SARSコロナウイルス)で汚染され、そのウイルスを含んだ下水の小さな飛沫が、空気とともにトイレなどから侵入したということです。

 

対岸の火事と思うことなかれ!マンションでの「下水管汚染」の危険性

 

 

危険信号を見逃さないために。マンションでの「なんか臭い」は要注意!
この香港の事件は、実は日本のマンションでもごく身近に起こる可能性の高いものです。

 

というのも、排水構造に関して、日本のマンション全般が似たような形をしているからです。

 

「洗面台やトイレの周りで下水のにおいがする」
「ユニットバスにチョウバエ(小さな黒い羽虫)がいる」
「部屋全体がなんか臭い」…

こういった経験はありませんか?

 

 

集団感染の危険な経路とは

実はこれらは、まさに香港の事件と同じ排水トラップ内の水が蒸発することで起こる現象なのです。

ウイルスはSARSに限らず、同様の経路で集団感染を引き起こす可能性があるということです。

U字管は、通常下水の逆流を防ぐためのものですが、長期間外出していたり、不在にしていたりすると、配管が乾燥して逆流を引き起こすことがあります。

また、香港の事件のように、他にも複合的な原因によって、共用部分から各部屋が汚染されるという可能性は排除できません。

 

 

 

対策に新しい道を!「ラップポン・トレッカーWT-4」

 

 

これらの対策として、排水を必要としない設備を用意しておく、たとえば通常のトイレとは別にポータブルトイレを備蓄しておくことが挙げられます。

 

高性能ポータブルトイレ「ラップポン・トレッカーWT-4」

各部屋共通の排水管を使用することなく排泄を完結させることができれば、このようなマンションの構造上の危険性を回避することが出来ます。

ラップポン・トレッカーWT-4は、被災地や介護現場での利用、更にウイルス蔓延の防止にも最適な、高性能なポータブルトイレです。

 

 

「水を使わない」ことの強み

 

 

ラップポン・トレッカーWT-4では、排泄後スイッチ一つで密閉した袋に排泄物を閉じ込め、そのまま捨てることが出来ます。

 

これは、通常のマンションのトイレのとはまったく異なる方法で、(たとえば排水管を共有することなく)安全に排泄経路を確保できるということです。

 

また、そもそも水を使わないことから、室内で水の蒸発によるウイルスの蔓延を心配する必要がありません。

 

 

対ウイルス性や臭気への配慮

 

 

ラップポン・トレッカーWT-4では、特殊な防臭フィルム(BOS)と熱圧着による密閉によって、感染者の糞便からウイルスが外に漏れだすことや、臭気の発生を防ぐことができるのです。また、専用の凝固剤を併せて使うことで、除菌効果も上がることが確認されています。

 

 

「安心・安全」は排水機能だけじゃない!

 

 

ラップポン・トレッカーWT-4は、このようなマンションの構造のみならず、災害時やウイルス蔓延で、誰もが安心して使えるように様々な配慮がなされています。

・使い方もとてもシンプルで、音声案内つき。
・停電時にも使用可能なバッテリーやケーブルなどのオプション品あり。
・使い慣れない人やお年寄り、子供などの手が巻き込まれないような「挟み込み防止機能」あり。

 

 

注意してもしすぎることのないウイルスの脅威

 

マンションなどの集合住宅では、共用部分からの被害を防ぐために、室内での排水、排気環境を今一度見直してみてください。

 

その一つの対応策として、ポータブルトイレ「ラップポン・トレッカーWT-4」は有意義な役割を果たしてくれること間違いなしです。

 

 

 

 

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