最初に新型コロナウイルス患者が確認され、感染拡大の「震源地」とあった中国湖北省武漢市は4月8日、1月23日から実施していた事実上の封鎖措置を解除しました。
77日間にわたる都市封鎖が解除された今、武漢はどうなっているでしょうか。
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武漢市民の生活が徐々に元に戻っています。中国本土の記事を読んでみると、「ようやく外食ができた」や「デリバリーも頼みやすくなった」という声が多いです。「2ヶ月ぶりにお店で熱乾麺(ねつかんめん、武漢の著名な麺料理)食べられて泣きたいほど嬉しい!」というネット上の投稿を見た瞬間に、思わずくすりと笑いました。確かにすごく大変でしたよねー
https://m.weibo.cn/2286908003/4492811594211661
これからスーパーやレストランは少しずつ営業再開し、公共交通機関の便数も徐々に増えてきています、仕事や学校もようやく行けるので、大半の人はほっと一息ついたようではありますが、外出すると無症状感染者と接触する可能性もあるので、不安を抱いている人も少なくないようです。
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4月13日の中国北京のニュースによると、4月8日都市封鎖が解除された後に、湖北省から北京に移動した1037人が新型コロナウイルス感染症に対する検査を受け、検査の結果、全員の陰性が確認されました。
https://m.weibo.cn/3183107112/4493291225292679
また、武漢市商務局と中国銀聯湖北支社と連携し、今月の15日から市民に、武漢市内の数百軒のお店で使える総額2000万元(約3.06億円)のクーポンを発行する予定です。指定されたお店で30元(約459円)、50元(約766円)、100元(約1532円)以上ご利用の場合、それぞれ10元(約153円)、20元(約306円)、50元(約766円)の割引券が使えます。ちなみに、専用な電子決済アプリが必要です。
https://m.weibo.cn/1720962692/4493303980421606
封鎖が解除されても気を緩めてはいけないですね。武漢市の無症状感染者は0.15~0.3%ほどいると言われ、無症状感染者の感染性が比較的低いとしても、警戒が必要です。真にコロナを克服するために、努力し続けることは大事!