|
目次
新型コロナ騒動、緊急事態宣言で何か変わる?変わった??
(※緊急事態宣言と非常事態宣言の違いは➡こちら)
2020年初旬より日経平均株価が約30パーセントも下がったことは日々のニュースで知っている方も多いはず。
特に旅行業・運輸業・外食産業など、今回の新型コロナ騒動により直接打撃を受けてしまった業種は株価が50%以下に落ちてしまった企業も多数あります。
そんな市況の中、楽天証券などのネット証券の3月は口座開設数は前月比130%となり、株式投資初心者を中心にこれから株式投資を始める人が続々と増えています。
なぜ株価が下がっているのに株式投資を始めている人が増えているのか?
この時期、新規口座開設者の心理として、
「株主優待が魅力的だった優良企業株が安くなり、買いやすくなった」
「リーマンショクの時にほとんどの株が、その後には元に戻ったし・・・」
という思いがあるようです。
編集部の周りでは、特に20-30代女性で新規に証券口座を開設している人が数多くいます。一時流行った女性のマンション購入ブームと同様に、これからの資産形成を意識した動きもあるようです。
一口に投資といっても様々なものがあります。
主な投資の種類を下記に上げます。
- 株式投資
- FX(外国為替投資)
- 仮想通貨
- 投資信託
- 金投資
上記は一般個人の方が簡単に口座開設することができ、手軽に投資するものばかりです。
他にも皆さんが一度はテレビ等で聞いたことがあるかもしれませんが、
- 不動産投資
- 商品先物
- コインランドリー投資
- 原油等エネルギー投資
- 航空機・船舶投資
などなど、一般の方が始めるには手続きが面倒、審査が容易ではないものも存在します。
このような投資は仕組みが理解できない人は絶対に避けるべきです。
投資の結果、儲かることもありますが、もちろん大きなリスクを被ることもあります。仕組みが理解できない投資を絶対に避ける理由としては、自分で「損切り」ができないということになります。場合によっては全財産を失うどころか借金をも作ってしまう可能性があるからです。
「損切り」とは、投資商品を手放して損失を確定することを言います。
別名「ロスカット」とも呼びます。
その損切りのラインを予め決めておくことを、ロスカットルール化といいます。
例えばA社の株を買う前に、ロスカットルールを-30%と決定します。
株価@1,000円のA社の株を500株購入した場合、50万円の購入価格になります。その後、じわじわと株価が下がり@700円になった場合に、その株をすべて売ってしまいます。
すなわち、(購入価格50万円の株が35万円の評価まで値下がり)=30%の損失を被ったため、株を売却するということです。
このルールを決めておかないと、株が50%になり大きな損失を被ることがあるということです。
ただし、このロスカットルールを何%にするかが、もっとも難しいのです。
例えば、先ほどのA社の株価が35%下落し、値ごろ感がでてきたところで買いが多数入り、株価が上昇するからです。
・あの時、株を手放さなければ、損しなかったのに。
・下がったときにもっと買い増しておけば、大儲けできたのに。
などなど、 投資の世界は「タラレバ」だらけです。
もちろん株を買うタイミングも重要です。
日本には3月決算の企業が多数あります。そのような企業が5月頃に決算数字を発表します。また同時に新年度の決算予測数字も発表されるので、なおさら新型コロナの影響の長期化が注視されます。
なお、場合によってはその株のチャートを分析し、その株独自の特性を見出すことも重要です。株の特性の見方については別途お話ししたいと思います。
このような株式投資を始めるにあたり証券会社に口座を作る必要があります。
次のページでは、証券口座の作り方についてお話したいと思います。
つづきはコチラ→【投資女子急増】株価暴落の中なぜ? ~投資の種類と証券口座の作り方②~
|