キャンピングカーにまつわる様々な噂を検証する企画がスタート!
初回のテーマはキャンピングカーに限らず、多くの現役ドライバーが気になるであろうオービスと取り締まりについて。
インターネットやキャンピングカーファンの間で流れる噂の数々について検証します!
目次
2.キャンピングカーは取り締まりや検問に引っかかりやすい!?
1.キャンピングカーはオービスに引っかからない!?
結論:デマ
乗用車と比べボディー形状が特殊で、根本的な構造も異なってくるキャンピングカー。
そのせいもあってか、「オービスに引っかからない」という噂を耳にすることも…。
結論から言うと、この噂は全くのデマ。
そもそもオービスは、車のナンバープレート情報を読み取って車体情報を認識する仕組みです。
キャンピングカーをはじめ正規の車検を通過している車両は当然ながらナンバープレートについても提示しているので、
当然ながらオービスに引っかからないわけがありません。
そして、ひと昔は付けている車も多かったカラー入りのナンバープレートカバーについても、
2016年4月1日より明確に違法となったため、2019年現在は装着が不可となりました。
場所を問わず取り締まりを行う移動式オービスの導入も各地で進んでおり、ナンバーをごまかすようなことは控えるべきなのは間違いないでしょう。
いずれにしてもキャンピングカーは急制動や急加速など、”急”がつく運転は控えるのが鉄則です。
キャンピングカーではスピードもほどほどな安全運転を心がけましょう!
キャンピングカーは取り締まりや検問に引っかかりやすい!?
結論:本当
家族でキャンピングカーに乗っていたら突然警察に取り締まられた…。そんな話を最近は聞くようになりました。
結論からいうと、最近はキャンピングカー自体が以前に比べて取り締まりや検問厳しい目で見られるようになりました。
2019年2月にはキャンピングカーを使ったオレオレ詐欺集団が摘発されるなど、残念な使われ方が目立ってきています。
さらに、近年のアウトドア・キャンプブームによってキャンピングカーユーザーが増加する一方、車中泊禁止の道の駅や駐車場などで寝泊まりするキャンピングカーが、警察に通報されているという事例も増加しているのだとか…。
トラブルや誤解などを生まないためにには、RVパークへの宿泊などキャンピングカーのマナーを徹底することが必要だと言えそうです。
なお日本RV協会をはじめキャンピングカーの関係団体からはキャンピングカー利用のガイドラインが提示されています。マナーを厳守し、キャンピングカーユーザーの評判を落とさないことが快適なキャンピングカーライフに繋がるのではないでしょうか!
◆キャンピングカーのマナー全集はこちら!
(text:キャンピングカー比較ナビ編集部)