【キャンピングカーコラム】キャンピングカーの運転で気をつけるべきポイント3つ

事故に遭う前に!キャンピングカーの運転で気をつけるべきこととは。

 

キャンプブームが加熱する中で、あちこちでキャンピングカーを見る機会が増えてきました!
キャンプイベントなどでも車中泊ができるクルマが注目され、購入者やレンタル会社も増えているこの頃。

 

しかし、それと同じくらいキャンピングカーの事故も増えており、ラジオの速報やツイッターなどでは、『キャンピングカーが横転してた、事故ってる』などと発信されます。

 

キャンピングカーのプロとして、皆様に借りる前買う前に一つだけ覚えて頂きたいこと。それは、『キャンピングカーは乗用車より高さがかなりあり横風に弱い!しかし風の影響だけでは横転はしない』です!

 

横転事故は、色々な原因が重なり起きてしまいます。販売店さんやビルダーさんにも過去の横転事故の原因などを聞いて確認し、キャンピングカーが横転する原因をまとめてみました。

 

①タイヤのパンクやバースト

 

 
購入者の方で一番多い横転事故原因がタイヤのパンクやバーストです。人間と同じで足廻り(下半身)が寿命を決める!なので、メンテナンスが大事です!

 

購入者の方で週末もしくは月1,2回位しか乗っていない方の場合。タイヤはゴム製品の為、青空駐車等で車両保管していると思ってるより早く劣化します。

 

タイヤ側面や溝を確認し、亀裂や摩耗していなくてもタイヤの内側の側面は見ない方が多いです。こちらは、定期的な点検をしないと気づけません!

 

また通称、内減り(ウチベリ)と言い、タイヤの内側だけドンドン擦り減る現象が多くみられるのもキャンピングカーの特徴。これは諸々の足廻り調整をしてもみられます。

 

②強風で煽られフラツキからの横転事故

 

 

こちらは、キャンピングカーの宿敵。キャンピングカーレンタルが初めての方や、普段からワゴン車などに乗り慣れていない方が運転した時に多くみられる事故です。

 

キャンピングカーに乗り慣れている人間でさえ風の強い日は怖いです。しかし表題でも挙げた通り、風だけでの影響だけではまず倒れません。突風に煽られ⇒ハンドルが取られ⇒車両が左右に振られ⇒慌ててハンドルを切る等、ハンドル操作が原因と考えられます。

 

高速道路の長い下り坂カーブや、海や河川の上の橋などで多く見られ、新東名などの谷あいにある道路や、関越道-常磐道-東北道といった建物が側道に少ない場所でも起きやすいです。また、追い越し車線などから大型トラックが追い抜いて行く際にも、左側に風で押されます。

 

風があまりにも強い日は、法定速度より少し抑えめで慎重に運転するほかありません。直線でもいつもの感覚でスピードを出したり、カーブをいつもの速度で入っていくと怖い思いをします。
 
慣れていないキャンピングカーでお出かけする際には、購入した店舗やレンタルスタッフなどに運転方法などを訊いて、心と時間に余裕を持ってスタートしましょう。
 
・とにかくスピードは出さない。
・走行中に各ミラーの目視確認をする。(廻りに車がいないか、大型車が追い越ししてこないか)
・風でフラツいた時は慌ててハンドル操作をしない。
 

③接触事故からの横転

 

 
こちらは、購入した車やレンタカーでも同じです。特に高速道路で走行中、接触事故が起きた場合は
当たり処によっては、接触後横転してしまいます。事故を未然に防ぐ運転を心がけるしかありません。
 

〜まとめ〜

 
ネットでは賛否両論ありますが、日本のキャンピングカーはキチンと国で定められた基準や試験をクリアし登録された車両です。
 
横転確率はもちろん普通乗用車よりあるとは思いますが、極端に事故率が多いわけではありません。
 
今や移動手段で車やキャンピングカーは欠かせない存在ですが、事故や渋滞が行楽シーズンや連休に多くもなってしまうのが現状です。事故渋滞が起きるとスケジュールも狂ってしまいます。全員が安全運転を心がけ、楽しいキャンピングカーライフにしましょう!

 

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