【防災ニュース】伊勢原市と日産自動車、電気自動車「リーフ」を活用した「災害連携協定」を締結

神奈川県伊勢原市と日産自動車株式会社、神奈川日産自動車株式会社、株式会社日産サティオ湘南及び日産プリンス神奈川販売株式会社の5者は、2020年2月12日、「災害時における電気自動車からの電力供給の協力に関する協定」を締結したことを明らかにしました。

 

 

今回の協定では、伊勢原市が電気自動車(EV)を非常用電源として活用できる体制を構築し、伊勢原市内の日産販売会社店舗が電気自動車「日産リーフ」を無償貸与することで、市民の生命及び身体の安全を守ることを目的としています。

 

日産自動車は、日本が抱える環境負荷低減や災害対策等の課題を解決するため、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を2018年5月に発表しています。これを踏まえ、全国の自治体や企業と協力して、EV普及を通じた社会の変革に取り組んでいます。

 

また、伊勢原市は、日本遺産「大山詣り」に代表される大山等、観光名所を有しており、年間多くの観光客が訪れています。今回の連携を機に、今後は計画的な電気自動車(EV)や外部給電器の導入、及び市民の電気自動車(EV)を非常用電源として活用する体制の構築を検討し、観光地近くの避難所における非常用電源の確保を強化することで、市民だけではなく、観光客への安全・安心も確保し、災害に強い観光地を目指していくとのことです。

 

なお今回締結した、電気自動車を活用した「災害連携協定」の概要は、以下のとおりです。

 

【協定の概要】

  • ・伊勢原市で災害を起因とする大規模停電が発生した際、または、停電発生の恐れのある場合において、神奈川日産自動車、日産サティオ湘南、日産プリンス神奈川販売は、電気自動車(EV)「日産リーフ」を無償貸与する
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  • ・伊勢原市は日産自動車、神奈川日産自動車、日産サティオ湘南、日産プリンス神奈川販売の協力により電気自動車(EV)「日産リーフ」からの給電を行うことで、災害時においても継続して電力が供給できる体制を整え、避難所の円滑な運営を図り、市民の生命及び身体の安全を守る
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  • ・伊勢原市が、市民や事業者が所有する電気自動車等を非常用電源として貸し出す為の災害時協力登録車制度を構築した際には、日産自動車は、日産従業員の協力を促進する

 

 

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(Edit/キャンピングカー比較ナビ編集部)

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