キャンピングカーについてのよくある質問
キャンピングカーって興味はあるけどわからないことだらけ… なんて思っている方いませんか?
安心してください。みんな最初は分からないことだらけです。
本記事では実際にキャンピングカーを扱うプロがお客様から実際にうけた質問をもとに様々なキャンピングカーの疑問を解決いたします。
キャンピングカーの購入を検討されている方も、少しだけ興味が出てきた方も「みんながどんな事を疑問に思ってるか」を参考にしてみましょう。
きっとキャンピングカーがぐっと身近になりますよ♪
キャンピングカーは普通免許で運転可能?
皆さんがたまに街で見かけるキャンピングカー。あれって運転できるのかな?と考えたことありませんか?
一般の乗用車に比べると車高が高く大きく見えるので少し不安に感じてしまいますよね。
結論からいってしまうと現在日本で流通しているキャンピングカーはほぼ普通免許で運転可能です。一部、海外のバスコンやフルコンは除きます。
ただし、注意するポイントが2点あります。
・キャンピングカーが「自走式」か「けん引式」か
・免許の取得時期
「ほぼ」普通免許で運転可能ですが上記2つのポイントによっては例外がありますので注意が必要です。
- キャンピングカーには大きく分けて「自走式」か「けん引式」があります。つまりエンジンがついているキャンピングカーは「自走式」で、エンジンがついておらず、移動時はけん引(自動車でひっぱってもらう)を必要する車両が「けん引式」です。
自走式の場合はバスをベースにしたような車両以外は普通免許で運転可能ですが「けん引式」といわれる「トレーラータイプ」の車両は普通免許の他に「けん引免許」が必要な場合があります。
ただし、ここでもご安心ください。「トレーラータイプ」というと「けん引免許」が必要と思われがちですが750kg以下のモデルは普通免許だけでもけん引ができちゃいます。メーカーもそこをよく考えているのでぎりぎりの範囲でつくられているモデルが多いので「トレーラー イコール 即けん引免許とらなきゃ!」という事ではないのでご安心ください。
ただし、駐車時などは独特のコツが必要ですので運転には注意しましょう。
免許改正について
さて、次に免許を取得したタイミングによっても普通免許で運転できる車両が異なるというのはご存知でしょうか?
平成29年3月12日より、新しい自動車免許制度が施行され、それにともない、普通免許の運転条件が変わりました。
平成29年3月11日以前に取得した免許では
・最大積載量3t未満の車
・車両総重量5t未満で、かつ乗車定員10人以下の車
という条件でした。
新制度の普通免許で運転できるのは、
・最大積載量2t未満の車
・車両総重量3.5t未満で、かつ乗車定員10人以下の車
に変更されました。つまり改正によって普通免許で乗れる車両が狭くなってしまったという事です。ただし、海外製などの一部の車両を除けば現行で販売されているキャンピングカーの多くはほとんどが運転可能です。もちろんバンコンや軽キャンはどのタイミングで取得した免許でも運転可能です。一部の2トントラックをベースとしたキャブコンでは最大重量3.5トンを超えてしまう車両もあるためそこだけ事前に確認しましょう。
とはいえ、現時点では平成29年3月11日以前に免許をとられた方がほとんどですので今のところ気にする必要はないといえるでしょう。
キャンピングカーの燃費はどれくらい?
こちらも大変よく聞かれる質問ですがキャンピングカーも一般の乗用車と同様、大きさや重量によって大きく燃費は異なります。
燃料の種類ですが一般的には以下のようになります。
ガソリン<ディーゼル<ハイブリッド<EV と右にいくに従って燃費がよくなりますがキャンピングカーの場合はベースとなる車両はガソリン車かディーゼル車がほとんどです。
そこでサイズと燃料別にジャパンキャンピングカーレンタルセンターで扱っているキャンピングカーの燃費を比べてみました。※独自調査をもとにした数字です
■キャブコン(ベース車両:TOYOTAハイエーススーパーロングボディ)
ガソリン車 :6~7km(ワイドボディ)/ℓ
ディーゼル車:9~10km(標準ボディ)
■キャブコン(ベース車両:トラックベース カムロード)
ガソリン車:6~7km
ディーゼル車:8~9km
■キャブコン(ベース車両:MAZDAボンゴ)
ガソリン車:6~7km
ディーゼル車:8~9km
■バンコン(ベース車両:TOYOTAハイエース標準ボディ)
ガソリン車:8~9km
ディーゼル車:10~11km
■バンコン(ベース車両:TOYOTAハイエーススーパーロングボディ)
ガソリン車:7~8km
ディーゼル車:9~10km
■乗用車ベース(ベース車両:HONDAステップワゴン)
ガソリン車:11~13km
■軽キャン(ベース車両:SUZUKIエブリィ)
ガソリン車:13~15km
加速時のパワーが求められる重量のあるトラックやバスなどに採用されるだけあって坂道を駆け上がる能力はディーゼルに軍配があがります。さらに燃費効率のよさもディーゼルの方が燃費はいいようです。
ただし、ディーゼルは走行中のエンジン音が大きかったり購入価格が高くつく事があります。燃費を気にして買ったのにあまり乗らなければ購入代金の差額の方が結局高くついてしまったりという事も考えられれます。(購入価格の差を考えると10万km乗ってはじめてディーゼルの方が得になるという情報もありました。)
キャンピングカーはあくまで楽しむ乗り物ですので燃費だけで判断せずに経済性や走行性など総合的に判断する必要がありそうですね。
さていかがでしたでしょうか?
キャンピングカーについての疑問は解決しましたか?
現在ではいきなり購入という選択肢だけでなくキャンピングカーのレンタカーやカーシェアも充実してきています。百聞は一見にしかずという言葉にもあるようにまずは一度体験してみる事をおすすめいたします。きっと新たな旅の楽しみ方がひろがることでしょう。
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